介護施設や福祉施設で利用される介護用テーブルは、一般的なテーブルと比較して様々な特徴があります。外見上や機能面の特徴として挙げられるのが素材です。介護用テーブルの素材は脚部分と天板部分が異なります。主に使用される素材は以下のとおりです。
脚部分
通常、介護用テーブルの脚部分はスチールパイプで作られています。スチールパイプの色はオフィス家具の場合、ホワイト色のスチールを使用するのが一般的です。一方、介護施設や福祉施設、医療機関などでは、木目調の塗装やメラミン塗装シールを貼り付けて温かみや優しさを演出しています。
また、デイサービスなどで施設を利用する方が体重をかけても耐えられるように、介護用テーブルには一定以上の強度が求められます。スチールは耐久性があるため、介護施設・福祉施設での利用に適しています。
天板部分
天板部分には、一般的にMDFをはじめとする合成素材が使用されます。高価な商品の場合、丈夫なスチール製の素材を使用することもあります。
MDFとは、「Medium Density Fiberboard(ミディアム・デンシティ・ファイバーボード)」の略であり、「中質繊維板」と訳されます。リサイクル性に優れており、材質の密度が均一で割れにくい素材です。また、汎用性が高く、適度な強度を有しており、様々なアイテムに使用されています。さらに、MDFは自然に優しくリーズナブルな素材としても活用されています。
無垢材や突板の天板に引けを取らない強度を持ち、価格を抑えられる点から介護用テーブルにも高頻度で使用される素材です。
その一方、より耐久性や耐水性が高く、お手入れがしやすい素材を希望する場合、メラミン化粧板が選択肢に挙がります。
介護用テーブルに適しているメラミン化粧板の特徴とは?
メラミン化粧板とは、樹脂を浸透させた紙を何層にも重ね合わせた薄い板です。木目などの柄をプリントし、芯材に貼り付けて使用します。傷や熱に強い、耐水性が高い、長持ちしやすい点が特徴です。さらに、油性ペンをはじめとする油汚れに強いため、汚れたときもすぐに拭き取って清潔な状態をキープしやすいです。お手入れの面でも優れた素材といえるでしょう。
メラミン化粧板には天然木が使用されていないため、木材特有の風合いや質感が出ないと指摘されることもありました。しかし、印刷技術の発達により、近年は遠目では違いがわからないほどの質感を再現している商品も登場しています。比較的リーズナブルなものが多く、テーブルと椅子のセット商品を購入することもできます。
オフィス家具 通販 ガジェットでは、メラミン化粧板を使用した介護用テーブルを取り扱っております。サイズや仕様が豊富なため、施設の省力化やスタッフの方が介護しやすい環境づくりにご活用いただけます。お気軽にお問い合わせください。
介護用テーブルは使用する素材にもこだわりが込められています。脚部分に多く使用されているのは木目調の塗装やメラミン塗装シールを貼り付けたスチールなど、天板部分にはMDF天板が主に使用されます。多種多様の素材がある中で、リーズナブルかつ高品質なメラミン化粧板は介護用家具に適しており、人気があります。
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